コラム

住宅ローンを組みずらいケースとは

多くの方は不動産を購入する際に現金ではなく住宅ローンを組まれると思います。

住宅ローンを組むのは人生でそう何度も経験するものではないため、不安に思うことも多いでしょう。これからお話していくことに身に覚えがあるという方はローン審査前に個別でご相談をお勧めします。

  • 世帯年収が300万円以下である

不動産は決して安くありません。そのため審査の結果、借りられる金額と物件価格がマッチしてこないということになるケースが多いです。

  • 返済比率オーバー

年収に対して、借りられる金額はおおよそ決まっています。銀行によってばらつきはありますが、借入上限がおおよそ年収の7倍から10倍くらいという所が多いです。なので、世帯年収300万円のケースで考えると、300万円に対して5,000万円借りたいと言っても銀行は認めてくれないということになります。

  • 雇用形態

パート・アルバイト・派遣社員・契約社員など非正規雇用の方は住宅ローンの主債務者になれないケースが多いです。

  • 自営業・個人事業主の方

一概に借りずらいというわけではなく、課税所得金額が低い方は要注意です。売り上げが沢山出てるけど経費も沢山使っている場合、このようなケースは課税所得金額が低くなってきますので要注意です。

  • 転職直後である

勤続年数があまりにも短い、あるいは色々な会社を転々とされているなどのケースは要注意です。継続的に安定した年収が入ってこないんじゃないかという風にみなされるので、ローンが組みづらくなります。ただし、職種やこれまでの経歴も加味されるので、これも要相談になります。

  • 頭金を使わない

フルローンや関係諸費用まで借りる諸費用ローンは、資金背景まで見られるのでご注意ください。

  • 年齢が45歳以上

多くの金融機関が80歳完済で住宅ローンを貸してくれるので、最長35年で逆算すると45歳を過ぎると借り入れできる期間は35年よりも短くなると考えておきましょう。それと同時に退職年齢も近づくので、銀行の審査は厳しくなります。

  • 現在別の借り入れがある

よくあるケースでは車のローンです。車のローンが残っていると、住宅ローンの借入枠が狭まってしまう事があるので注意が必要です。

  • クレジットカードの枚数が多い

特にキャッシング枠のあるカードは要注意です。散財しやすい人、というような厳しい見方をされるケースがあるのでお気を付けください。

  • 消費者金融やキャッシングの使用履歴がある

先程のクレジットカードと同じですが、銀行の評価はあまりよくありません。なので、解約するなどして対策することをお薦めします。

  • 延滞、滞納、返済不能、自己破産など

時期と内容、程度にもよりますが、中々ハードです。一定の期間を空けても履歴が消えるのを待つことでローンを組むこともできるのですが、ご自身で調べることもできます。身に覚えのある方は確認することをお薦めします。

  • 虚偽申告

審査時に他の借り入れが無い、延滞したことが無いといってもすぐにばれます。身に覚えがある方は事前にきちんとお知らせ頂くことが大事です。

  • 健康状態

住宅ローンは、団体信用生命の加入がセットになっているケースが多いので、病気のないようによっては団体の審査が通らずに住宅ローンの審査自体も借りられないケースがあります。

  • 違反物件、再建築不可等、融資条件を満たしていない

借りる側に問題が無かったとしても、物件が適法でない場合はローンが借りられないというケースがあります。違反・再建築不可の物件であるかどうかに関しては不動産会社に確認しましょう。

  • ペアローンの場合

2人でローンを組む場合は、一方が何らかの事情で審査が通らないと、もう一方も否決されてしまうという事になります。

以上、全部で15項目、ざっくりとご紹介させていただきました。

最後に、住宅ローンが組みづらい場合どういった影響があるか、結果は次の2つになります。

1つめは否決です。住宅ローンを借りることができません。

2つめは減額です。これは、5,000万円借入希望として審査に出した結果、1,000万円減額の4,000万円なら借り入れ可能であるというようなケースです。

住宅ローンを組めるかどうか不安に思われる方は少なくないと思います。事前にきちんと確認をすることで取れる対策がある場合もありますので、物件探しだけでなく、住宅ローンについても不動産会社に相談することをお勧めします。